教官のつぶやき+近況<研究、診療、教育、医局>
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失敗を大切に
 日経新聞の記事に、『「失敗」実験をヒットの種に 化学大手、データ活用』というのがありました。当たり前のことができていないことを改めて感じます。 大手の化学企業が研究開発中に失敗した実験のデータを保存、活用する仕組みをつくる…という記事です。 いや、そんなこともできていないのか?と思いますが、我々の環境を振り返っても、しようと思ってもやっぱりできていないことにも気づかされます。 研究・実験でも、一所懸命して、思うような結果がでなければ共有もせずにポイッ!ということはないでしょうか? 臨床でも、うまくいかずに、まあ仕方がない…と忙しいので忘れてしまっていませんか?(それ以前になぜかを考えない状態になっていませんか?)
 『真剣な失敗』は、本当に良い学びや経験につながると思います。 セレンディピティ(serendipity)と言われますが、ふとした偶然を予想外の発見などの必然に変える力も必要です。研究というのは、日々そのトレーニングなのかもしれません。  
 企業としての失敗共有の意味は、失敗した実験を繰り返さないようにすることが一つ目の目的。さらに、ある製品開発で「失敗」とみなした実験結果が、他の製品開発には貴重な資料になることも少なくない…ということもあり、他目的への有効利用が二つ目の狙いのようです。 ビックデータ技術の進歩で、大量のデータからの検索が容易になってきた背景なども関連しているようです。fc2blog_20161225191913e4e.jpg 最近は、研究開発の予算負担増が企業にとっても大きな問題になってきており、合併・統合やある研究開発分野での企業同士の協力の報道記事が多いと感じます。戦略・手法を含めた研究開発の(いろいろな意味での)改革が求められている(しないと生き残れない)ということだと思います。 どの世界でも同じですね。 ty 
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