教官のつぶやき+近況<研究、診療、教育、医局>
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サイエンスという仕事
 医師として、研究者として、どのように生きていくのか?という選択は本当に悩ましいものです(でも、ありがたい悩みです)。他分野の研究者が集う研究会や学会に参加すると、本当に色々な方がいらっしゃることに気づきます。医学は科学(生物学)の一分野であるので、学問として真摯に取り組む大切さであったり、基本的な考え方をマスターする重要性にも気づいたりします。本当に私のような循環器内科の視野狭窄の物の見方に、大いに反省させられることが多いです。サイエンスがどんどん進歩して、色々な昔からの謎が明らかにされていくので、生物学の根幹に関わるような研究の話を拝聴すると、こういう研究が革新(イノベーション)につながるのだろうと感じますし、それを学べる(知ることができる)ありがたさも感じます。
 現在は、研究も含めて自由経済の中でアウトプットを求められ、成果につながる研究ばかりがもてはやされているようにも思えます。そういう風に感じている人は(少なくとも我々の周りには)少ないと思いますが、物事の本質をつくような、すぐに成果につながらないような普遍的な真実を解明しようとする研究こそ、実はもっと大きな汎用性のある成果につながり、人類に大きく貢献したり、結果として国家をも支えるような研究成果につながるように思います。今年のノーベル生理学・医学賞(実用主義で結果として人の命を救ったり、疾患予防につながった研究)と物理学賞(物事の本質や概念を解き明かした研究)の受賞者の違いですが、どちらも重要です。
 (??病院にいるS先生のように)若い人で、悩んでいる人は、(◯◯内科と××内科で悩むなどという小さな悩みではなく)是非“医学”の小さなテーマではなく、大きなテーマで“科学”を突き詰めていったり、“生物学”を極めるような研究で、将来の医学におけるイノベーションにつなげる(結果、患者さんに貢献できる)ような取り組み方をしてもらえればうれしいです。そういう、取り組みをしようとする人は、是非応援したいと思っています。こういう思いのある人は、早め(若いうちに)相談いただければ嬉しいです。 ty  
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