教官のつぶやき+近況<研究、診療、教育、医局>
神戸大学大学院医学研究科内科学講座循環器内科学分野の近況報告及び教官のつぶやきブログです。興味のある「カテゴリ」(左側リスト4個目)をクリックしてみて下さい。
プロフィール

toyamash

Author:toyamash
神戸大学大学院医学研究科内科学講座循環器内科学分野の近況報告ブログです。↓の興味のある「カテゴリ」をクリックしてみて下さい。



最新記事



月別アーカイブ



カテゴリ



検索フォーム



リンク

このブログをリンクに追加する



QRコード

QR



納得主義
 ある本を読んでいると、「成果主義より納得主義」という内容のことが書いてありました。世知辛い世の中になり、企業でなくても、病院(医療)でも科学(研究)の世界でも「成果主義」になっていると思います。結果を求められる社会において、これは大切である一面、危うさも感じます。
 「成果主義」の発祥の国では、成果を求めて戦った勝者も敗者もかなりのストレスを受けることは理解されており、しっかりした企業では、勝者にもメンタルヘルスケアを行うシステムが完備されていたりするようです。(日本では、そこまでは考えられていないようにも思います)
 科学の世界では、特に成果には「運」の要素も大きく関与してくることは事実です。自分が努力をしたからといって、報われないこともよくあるという事実を受け入れないとやっていけません。それができない人は、「捏造や偽装」でそれを克服しようとするかもしれませんが、そのようなことをする人は、本来「科学」(真実を追究する学問)を志してはいけないと思います。「医学」も科学の一分野なので、医学研究も同じだと思います。
 では、どのような心構えで科学の研究をすべき(医学・科学に真摯に向き合うべき)なのかを考えた時に、上で紹介した「納得主義」というのが良いように思います。時間とお金を投資し、その他の様々な物も我慢しながらするので、やはり本人が納得する仕事(研究や実験)をすべきであると考えます。すべての研究は、様々な制約の中でしかできないので、自分の好きなようにはできないのですが、する人が納得して行っていない仕事(研究)は、当事者を成長させないし、うまくいこうがいこまいが、いずれにしても良い方向には向かっていないと思います。研究を始めるときも、行っているときも、自分自身が納得できているかどうかを是非確認しながらやってみてください。自分で納得して、この仕事は自信を持って、良い仕事だと思うことをやっておれば、結果が如何であれ、納得できると思いますし、捏造などは許せないと思いますし、起こらないとも思えます。常に、真摯にやっていきたいものです。 
 先週の連休は、常に心に余裕を持って仕事をしたい私にとっては、大変助かりました。ある分野の専門医試験問題の作成と10月中締め切りの総説3つなどを片付けました(久しぶりにSpeed命でした)ので、少し心の余裕がでました。科研を含めた研究助成の申請(これは本当に時間がかかります)とその他の書類・事務仕事(これは大きな声では言えませんが適当に....)がまだまだ残っていますので、油断はできません。来年度のことも想定して頭を動かさないといけない時期にもなってきています。
『7つの習慣』の中の、「緊急ではないが重要な(仕)事」をしっかりとこなしていくことが、私にとっての「納得できる仕事」の遂行になります。気分転換もしながらやらないと、長続きはしませんし、仕事以外の「刃を研ぐ」時間も人間には必要かと思います。(ちなみに、『7つの習慣』を読んだことがない人は、まずは、このブログの中で紹介したところをご確認いただき、納得できたら早めにご自身で本を読んでおかれた方が良いと思います。最近は、マンガでもでていますので、それを読んで実践しても十分に有用かと思いますの是非そうしてください。私も、常に意識しているのですが、実践できていないことをよく感じて反省しております。)
10月の終わりには、、少しのんびりする計画を立てています。そこで仕事が出てきても、欧米人ばりにしっかり休もうと心に決めて、今をがんばることにします。 ty
スポンサーサイト