教官のつぶやき+近況<研究、診療、教育、医局>
神戸大学大学院医学研究科内科学講座循環器内科学分野の近況報告及び教官のつぶやきブログです。興味のある「カテゴリ」(左側リスト4個目)をクリックしてみて下さい。
プロフィール

toyamash

Author:toyamash
神戸大学大学院医学研究科内科学講座循環器内科学分野の近況報告ブログです。↓の興味のある「カテゴリ」をクリックしてみて下さい。



最新記事



月別アーカイブ



カテゴリ



検索フォーム



リンク

このブログをリンクに追加する



QRコード

QR



コンピュータの進歩と失業を考える
 ムーアの法則というのがあり、コンピュータの性能が1.5年で2倍になるという法則のようです。少なくとも1970年代くらいから、この法則は当てはまっているようです。この計算でいけば、「2045年問題」と言われているようですが、2045年に人間の知能を上回るコンピュータが出現するようです。まさに映画でしかみたことがないような想像の世界が、現実の世界になる可能性があります。
 現在においても、その一端がみえてきています。今までは、チェスや将棋で世界一やプロに勝つかどうか…というような話題が取り上げられていましたが、今年は卓球のラリーができるロボットが開発されていました。次は、オリンピック選手に勝つことを目指すでしょう。また、最近の話題では、東大の入試に合格できるコンピュータを開発しているようなニュースがありましたし、グーグルカーは自動運転で車を運転できていました。ソフトバンクはpepperというロボットを20万円程度で売り出しました。何か特別な作業をするロボットではなく、会話を行い人とのコミュニケーションを目的としたロボットです。ロボット(コンピュータ)は、作業だけでなく、精神や感情の部分も感じ取って対応する時代になってきているということでしょう。
 芸術の世界はコンピュータには無理と考えられた時代もありましたが、音楽なども作ることができる時代がきているようです。どうも、完璧にプログラムすると面白くない曲になり、そこに敢えてエラーを入れると魅力的になるようです。機械的な作業にエラーがあるのは困ると思いますが、研究などでアイデアを出す作業では、適度にエラーを入れたコンピュータの方が面白いアイデアがでてくるように思います。
 ある研究者が、ロボットやコンピュータに取って変わられ、10年くらいでなくなる職業というのを発表しているようです。 個人的な意見としては、必ずしもそうでもないとは思いますが… 3136e5185687.jpg
 例えば、神戸のポートライナーを見て、グーグルカーに当てはめてみると、まずはバスの運転手やタクシードライバーという仕事は将来なくなることは容易に予想できます。医師も部分的になくなるとも言われています。例えば、抗がん剤の最適のプロトコールを提示するのに、とんでもない数の発表され続ける論文をフォローしてそれを加味した上で、3つくらいの選択肢(有効性・生存率・副作用)を提示するという作業は、おそらく人間よりは情報処理能力が何万倍も早いコンピュータの方が得意に決まっています。そういう時代がくることも、想像するに難くないと思います。
 未来を予想しながら、今を生きていかないと「不要な人」になりかねない…恐ろしい時代です。 (参照;日経新聞など) ty
スポンサーサイト