教官のつぶやき+近況<研究、診療、教育、医局>
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研究費の申請・負けて得る事
「今でしょ!」の林 修さんが、その著書の中で、「若いうちに、さんざん負けておくように、自分の負けパターンを頭にたたき込んでおくように」というアドバイスを書かれていました。このアドバイスは、本当に大切だと思います。そして、負けるのは多い方が良いと思いますが、うまく負けること…負けからいかに学ぶか…が大切です。
 大学や研究機関では、この時期「科研=科学研究費」の申請のために、研究者は時間を使うことになります。やはり研究を行うためには、この科研に申請をだすことが必要であるし、その人が研究することを認められている証明にもなる(免許みたいなものである)と思います。私も、今年度が持っている科研の最終年度になるので、来年度以降の申請書を作成中ですが、将来の自分のために今年度は敢えて『負け試合(負けの可能性が極めて高い挑戦)』をすることにしました。その方が、自分にとってプラスになるとの判断からそうします。敢えて、今、負ける試合に挑戦しておかなければ、今のままでは、将来の自分はない…と考えました。困ったもので、楽な方を選べば良いのですが…私は、どうも、それができないようです(みなさんにも、「迷ったら難しい道を選べ…」と言っているので、自分でもそうしてしまうのかも知れません)。無謀なチャレンジだからこそ、学べる物が多い…ことを期待して、成長する自分に期待して、敢えて困難な苦しい1ケ月を過ごすことにしました。
 科研の申請をうまくするために、「研究費の申請書の書き方」の講習が、大学でもかなりの頻度でされるようになっています。大学院生の人で、研究を続けたい人は、是非勉強しておきましょう。私が、このような申請書を書き始めた頃には、誰も、そんなことを教えてくれませんでした。ほとんど、自己流の書き方で今までやってきましたが、ここ数年前くらいからその限界を感じる事が良くありました。そこで、今週もチャーカン・回診・医局会…と結構時間に追われる木曜日でしたが、午前中にうまく時間をつくって、大学が主催してくれた「初心者向け」の科研申請の講習会に参加しました。さすがに、かなりのノウハウは既に習得している技術でありましたが、復習になりましたし、追加で学ぶことも多くありました。「科研費獲得の方法とコツ」なんていう本まで出ています。あまり、文章のテクニックのみで研究費を獲得する…という考え方には賛成しかねますが、これほどある程度の技術でもって理解しやすい申請書を書く事が当たり前になってしまうと、逆にその技術をもっていなければ、相当魅力的な研究でも、選んでもらえない…時代になっている…と考えた方が良いと思います。残念ながら、この年になると、私自身が指導をしていただける機会が減っています。今年は、敢えて指導を受ける環境を手に入れましたので、謙虚に学び、また後輩に指導できるように成長したいと思っています。 ty
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