教官のつぶやき+近況<研究、診療、教育、医局>
神戸大学大学院医学研究科内科学講座循環器内科学分野の近況報告及び教官のつぶやきブログです。興味のある「カテゴリ」(左側リスト4個目)をクリックしてみて下さい。
プロフィール

toyamash

Author:toyamash
神戸大学大学院医学研究科内科学講座循環器内科学分野の近況報告ブログです。↓の興味のある「カテゴリ」をクリックしてみて下さい。



最新記事



月別アーカイブ



カテゴリ



検索フォーム



リンク

このブログをリンクに追加する



QRコード

QR



ハラールとハラーム
 「ハラール」認証などという言葉を良く聞くようになりました。ハラールとはアラビア後で「許された」という意味で、反対にハラームが禁じられたこと…という意味になるそうです。日本企業も、「ハラール認証」を取得することが、アジアに商品を売る上で重要になっています。K大学にいても、インドネシアからの留学生はかなりいらっしゃいますし、「ムスリム(イスラム教徒)」の習慣などを理解せずにはやっていけません。現在世界でムスリムは約16億人で、キリスト教の22億人に次いで多いのだそうです。
「ハラール認証」とは、イスラム教の戒律に則った、豚や酒を含まない食べ物のことで、実は単にそれらを含まないだけではいけない細かなルールがあるようです(例えば、牛・鶏・羊でも、殺傷の仕方にルールがあり、それに則ってsacrificeされた肉しか食べてはいけないような厳しいルールを守る人もいるようです)。他には、1年に1ケ月の間、日の出から日没まで食べ物も水も口にしないラマダンや、毎日5回聖地メッカに向かってのお祈りの習慣もご存知でしょうか。留学の受け入れはもちろんのこと、イスラム教徒の多いアジア諸国からの観光客の増加に対応するために、日本の社会(企業や公共施設)がハラールをかなり意識するようになってきています。
 イスラムというと、日本人のイメージは「テロ」や「紛争」(女子生徒の拉致など)となってしまいますが、これらはごく一部の過激派がしていることで、全体を見間違えてしまう人が多いようです。習慣の違いとしては、女性のベールも気になります。これも規律によって覆い方や程度が異なるようです。欧米的な考え方では、この習慣自体が「女性を抑圧している」という批判の的になるようですが、日本人的には「個人の自由」を尊重すれば良いと思ってしまいます。但し、日本でもEPA(経済連携協定)に基づいて、特に医療分野の看護師や介護士としてかなりのインドネシア人が働くようになっており、働く施設によっては、衛生的な問題も含めてベールが許されない場合があって、時に問題になることもあるようです。是非、相手の気持ちになって(日本人として)考えていくことが重要かと思います。(朝日新聞の記事参照)  ty
スポンサーサイト