教官のつぶやき+近況<研究、診療、教育、医局>
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腸内細菌
 先日、NHKの科学番組のディレクターから取材を受けました。今年の年末から来年のはじめ頃を目処に、「腸内細菌」のNHKスペシャルの放映を予定されているようで、私には「腸内細菌と動脈硬化について」という内容での取材でした。我々の研究グループからは、まだインパクトのある研究成果を出せていないので、出演することはないと思います。どうも、日本の「腸内細菌」もしくは「腸内細菌と疾患」の研究者・専門家に取材を徹底的にされているようで、私の知っている先生方には、もう既に取材をされていました。
 私がお願いしたのは、ある事実を分かりやすく、そして心に響くようにするために、嘘ではないにしてもあまりに過剰な演出をされない方が良いと思います…..。ということです。私は観ていないのですが、先週の「認知症」を取り上げた番組でも、hopefulにするために色々と演出がされていたようで、(どのようないきさつかは不明ですが)ある薬剤が取り上げられており、患者さんやその他何人かの人から質問をうけました。プレゼンテーションの基本として、シンプルなメッセージというのは、技法としては重要なのですが、ヤリ過ぎると勘違いにつながり、誤解を産むこともあるので注意が必要です。科学にたずさわる者としては、本当に常に注意していないといけないことだと思います。
 まあ、いずれにしても、NHKがそのような番組を予定しているということは、世間的にかなり注目されている分野であるということは間違いありません。逆に競争も激しい分野であるということです。幸い、日本は企業や研究所も含めて、この『腸』『腸内細菌』の分野の先駆者がかなりいらっしゃる、世界でも研究レベルの高い国です。動脈硬化領域では、世界的に見るといくらかはあるのですが、日本ではほとんどありません。先行している者には、先行しているメリットもありますが、責任もあると考えます。気を引き締めて取り組んでいかないといけない…と再認識しました。がんばっていきましょう。 ty
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