教官のつぶやき+近況<研究、診療、教育、医局>
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Trade-offの関係とWin-Winの関係
 幕末のヒーローであり、イノベーターであった坂本龍馬のエピソードです。 
仲間が大激論をしている時に、つまらなさそうに天井をみていました。
そこで、一人の志士が「なぜ、貴公は論に加わらんのか?」と聞くと、
龍馬は、「論で人は動かぬ」と答えました。
「では、何をもって、人は動く?」と更に聞くと、
「利で動く」と、ぽつりと答えたそうです。
 
 会社や病院などの会議でも、結局なにも決まらずに平行線のことがよくあります。お互いの自分の意見を曲げたり、折れたりできずに説得しようとすると泥沼にはまっていきます。結局、声の大きい(権力のある)人の意見に集約してしまい、会議の意味はほとんどありません。
 こういう場合に、自分の利益ばかりを考えているとうまくはいきません。
どちらかが立つと、もう片方が立たなくなる関係を「トレードオフの関係」といいます。お金をかけて、いい品物をつくるか、品質を落として安いものをつくるかという選択が必要な場合はそういう考え方です。
 龍馬は、そうではなくて相手の「利」を考えないと、いくら議論しても人を動かす(納得させる)ことはできない….ということを教えてくれています。 

 人を動かすための方法というのか拠り所というのは4つあります。
1. 利 2. 愛 3. 同情 4. 恐怖 それぞれ、場合によって使い分けが必要です。2が理想ですが、構築は難しい。3は自己重要感を下げてしまいますし、4も短期目標の達成には有効なのですが、後でかなりの副作用がでてしまいます。
 4つの中で、良いのは1と2であるわけですが、継続性・普遍性のあるのは1の「利」に訴えかける方法です。これを別の言い方をすると「Win-Winの関係」となります。自分の利益や、目先の利益ばかりを考えずに、相手のことを考えながら選択しないとうまくいきません。 
 Trade-offとWin-Winを対比的に考えながら、その自分の提案がどちらなのかをいつも考えてみてください。案外色々なことがうまく回るようになります。 ty
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