教官のつぶやき+近況<研究、診療、教育、医局>
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臨床医が基礎研究をすることの意義
 学会参加と発表のために、またまた福岡に出張しています。今日は(も)、東京のT大学・K大学の循環器内科の先生の研究のお話しを拝聴しましたが、やはり臨床も基礎研究も一緒にやっている先生とは気が合いますし、研究結果に共感も持てます。心臓の線維化という現象一つとっても、分かっていないことが多くあり、素直な疑問を突き詰めて考えていく重要性を再認識しました。心臓の神経支配について深く考えたことがある人はいますでしょうか?心臓の神経支配は心外膜側に交感神経が中心に分布して、心内膜側に副交感神経が中心に分布している(不整脈の領域では常識ですか?)ようで、心不全の病態においての変化など興味深い知見を学びました(先週も同じお話しをF教授からお聞きしましたので、より理解が深まりました)。熊本大学の循環器内科の先生(神戸のR高校出身)の話も、心臓リハビリテーションの重要性をマウスを用いて証明するような切り口であり、大変勉強になりましたし、どんどん機序が解明されて発展することを期待しています。臨床における素直な疑問や分かっていないことを真摯に受け止め、解決したいと思い取り組んでいくことは、我々臨床医の特権でもあると思います。チャートカンファレンスや病棟で、なんかえらそうに分かったふりをせず、現代医療の限界にも仕方がないと思わず、もっともっとprimitiveな質問をして、疑問点や未解決な問題を共有して考えること….つまりは、やわらか頭を持った学生や若手の先生達に問題提起をする機会をもっともっと作らないといけない….それが我々の仕事であるとも思います。 
 来週は、医学部の3年生に免疫の講義をさせていただく予定になっています。免疫の勉強(復習)をしながら、免疫の臨床医学の中での重要性、とくに動脈硬化の病態を中心に話しをしながら、primitiveな疑問を持つことの重要性などをお伝えできれば良いかと考えています。 ty
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