教官のつぶやき+近況<研究、診療、教育、医局>
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どのような研修が良いのか悩んでいる学生や初期研修医のみなさんへ
「良い研修がしたい」とみんな考えると思います。そのために、どの研修病院へ行くのが良いのかを迷って、たくさんの病院に見学に行ったりしているようです。 でも、良い研修とはどんな研修なのでしょうか?
 病院には、それぞれ良いところと悪いところがあります(両方とも勉強になり、経験になります)。人気病院に行くと、症例を多くの研修医で分けて担当することになり、中々勉強になる症例が少ないかもしれません。かといって、あまりにもcapacityをoverするような患者数を担当しても、困ることでしょう。 大学病院のような病院では、時間をかけて一人の患者さんをじっくりと診察したり、関連論文を調べたりできるでしょうし、その指導もしてもらえるでしょう。カンファレンスで、発表したりする経験も多くできるでしょう。でも、common diseaseの患者さんをたくさん担当してどんどん…という経験はできません。
 どんな研修が良いのか?への答えというのかアドバイスとしては….
将来、循環器内科医を含めた内科医を目指すのであれば、研修を初期研修2年と後期研修2〜3年の合計4〜5年を1setとして考えることが大切です。
 よく研修病院はどこが良いですか?という質問を受けた時には、「最初の2年間はどこで研修をしてもいいです。2年目の夏休み前(7月)くらいに連絡をください。その2年間をどのように過ごそうとしているのかを見て、3〜5年目の研修病院に関するアドバイスならびに希望されれば紹介もさせてもらいます」というように返事をしています。
 また、「指導医はできれば変えて研修する方が良いですよ」とも言っています。すなわち、同じ病院で研修するのは最長3年までにした方が良いと考えています。同じ病院で仕事をしていると、コメディカルを含めて信頼も得てくるので働き易くなります。生活が快適になり、何か自分が一人前になったような錯覚を起こしますが、それでは成長のスピードが鈍っていることに気付けません。是非、困難なしんどい方の選択肢「病院を変わる」を選んでください。そして、また別の経験をすることが「良い研修」につながると思います。 
 Total4〜5年の間に、色々な経験をすることが、内科医の成長には大切であると考えます(将来、循環器内科医としてやっていこうと思っている人でも、この数年の一般内科医としての経験は大変重要です)。そして、この研修の後には、是非とも大学病院での臨床ならびに研究(より専門性の高い臨床のトレーニングと少し異なった視点からの研究)に取り組むことが、さらに自分の専門分野を持つ段階では大切ですし、そうすることでさらに成長できます。
 あと、自らの成長を加速させる方法をもうひとつお教えします。 後輩研修医、実習に来ている学生がいたら、「自分が勉強したことや、手技などを教えてあげてください」 また、「自分が教えてもらう時、学ぶ時に、次に自分ならどう教えるのか?を考えながら、学んでください」そして教えることで、本当の自分で使える知識にしてください。
 どこで研修するか?よりも、どのように考えながら研修をがんばるか?を考える方が、何倍も良い研修ができると思います。
 そうは言っても、やはり…??という方は、もちろん遠慮なく相談していただければ、個々の希望に応じてアドバイスさせてもらいます。 ty
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