教官のつぶやき+近況<研究、診療、教育、医局>
神戸大学大学院医学研究科内科学講座循環器内科学分野の近況報告及び教官のつぶやきブログです。興味のある「カテゴリ」(左側リスト4個目)をクリックしてみて下さい。
プロフィール

toyamash

Author:toyamash
神戸大学大学院医学研究科内科学講座循環器内科学分野の近況報告ブログです。↓の興味のある「カテゴリ」をクリックしてみて下さい。



最新記事



月別アーカイブ



カテゴリ



検索フォーム



リンク

このブログをリンクに追加する



QRコード

QR



12月になりました
 11/30(土)は循環器学会近畿地方会が大阪で開催され、参加させていただきました。午前中の研修医・学生セッションにて、H先生とO先生が発表をしてくれました。両人とも、十分な準備ができており、大変上手にプレゼンができていました。いくつかの質問に対しても、適切に返答もできており、しっかりと病態などを理解できるまで勉強していることが分かりました。それを指導した、I先生/M先生、S先生/M先生、みなさんご苦労さまでした。
 日循の地方会は年に2回あり、本年度から日本内科学会近畿地方会が4回になります。できる限り、研修医の先生に発表する機会をつくろうと考えていますので、指導医は積極的にそういう機会を作ってあげようと考えておいて提案してください。そして、学会発表のみならず論文(症例報告)にまとめるように指導をお願いします。
 関連病院もかなりの数を発表されてアピールしている病院もありました。研修医の時期の症例発表は、色々な意味で良い経験となり記憶に残りますし、成長のきっかけにもなります。
 現在指導する立場の医師は、自分の研修医時代を思いだして、自分ならどうしてもらいたいか(どうして欲しかったか)?を考えて行動してもらえば、間違った方向にはいかないと思います。そういうことは、うわさを含めて自然と伝わってきますし、(研修医の指導をしているのか、していないのかということも)評価されていくと思います。
 昨日の結果報告ですが、当方から発表した研修医H先生が優秀演題賞を受賞しました。おめでとうございます。これで、日循の地方会で2回連続での研修医セッションでの優秀賞の受賞となりました。私自身は、ほとんど何もこの発表には関与していませんので、この成果は実際に指導している主治医団(指導医/チューベン)の真摯な努力と、一緒に頑張った研修医のがんばりと成長に対しての評価であると思います。いつも二つ返事で、指導を買って出てくれる指導医に心から感謝いたします。
 関連病院の指導医(ならびにその候補)の先生への(こっそり)アドバイスです。当方のtopは、こういう事は、しっかり見ています。結果が全てではないですが、普段からの地道な努力は、fairに評価されていると感じます。継続した指導体制の維持を、よろしくお願いいたします。そして、お忙しいとは思いますが、後期研修医の先生には、できれば症例報告の論文を書くようにご指導いただければと思います。『症例報告は、臨床医の勲章みたいなもんです』…と言うのを聞いたことを記憶していますが、症例報告で良いので、論文というのはこうやって書いて、このように投稿して、このようにreviewerの返事に答えて…という過程を研修医の間に是非経験させてあげていただきたいと考えています。私は、研修医3年目の時に研修先のK病院で、指導医のI先生にこれを経験させていただきました。その後、基礎であれ臨床であれ研究論文を書くときも、基本的なやり方は同じであることに気付きました。早い時期に経験していない人は、大学院の時に初めて経験することになって、誰でも初めてのことは時間がかかるのは当然なのでそこで時間がかかってしまい、残念に思うこともしばしばです。でも、一旦経験しておけば、時間はかかるけど実はたいしたことではないことに早めに気が付けます。そして複数回経験することで、関連病院で指導医になったときに、そんなに抵抗なく、後輩や研修医に指導ができるのだと思います。
 ゆとり教育のせいかどうか?は不明ですが、各人の持ったPotentialを十分に使って仕事をして、貢献する…という文化というのか、考え方というのか? そういうのが無くなってきていることを感じます(特に大学において)。どちらかというと楽に、比較的のんびり、機嫌良く仕事ができる環境は、理想なのかも知れませんが、それでは、本来もっと伸びて然るべきであった人が、実は伸びていない…伸ばせていない…というのが現状では多いように感じています(大学の教官としての責任を感じます)。個人的な意見ですから、捉え方は各人によって異なるとは思いますが、どうぞ一度考えてみてください。 ty

スポンサーサイト