教官のつぶやき+近況<研究、診療、教育、医局>
神戸大学大学院医学研究科内科学講座循環器内科学分野の近況報告及び教官のつぶやきブログです。興味のある「カテゴリ」(左側リスト4個目)をクリックしてみて下さい。
プロフィール

toyamash

Author:toyamash
神戸大学大学院医学研究科内科学講座循環器内科学分野の近況報告ブログです。↓の興味のある「カテゴリ」をクリックしてみて下さい。



最新記事



月別アーカイブ



カテゴリ



検索フォーム



リンク

このブログをリンクに追加する



QRコード

QR



今からの医学教育に関しての変化について
 今、日本の医学部で教育カリキュラムの変更が行われています。これは、医学実習を72週間以上行っていないと、将来的に米国の医師の資格試験を受けたい人が受けられなくなる….というようなことが決まり、日本も世界基準にしないといけないため…だからのようです。
 たまたま、その教育プログラムの改革のための委員になり、会議に参加しましたが、どんどん臨床医学を勉強する時期が早くなり、2年と3年の時期の講義と実習の時間割がタイトになっていることに気付きました。大学生の間は、色々な意味で、様々なことに興味を持って挑戦することも重要かと思いますが、どうもその余裕がなくなりつつある…という印象を持ちました。今、教える立場になった我々は、いったいどれほど大学生の時に勉強をしていたでしょうか? 一見無駄に見える経験も、実は人生の中では重要な意味を持つ事も多いように思いますが、その余裕も許してもらえなくなってきているのでしょうか? まあ、確かに医学が進歩して、昔は学ぼうと思っても学べなかった部分が逆に今は学ばないといけなくなっているという事実はあると思いますが、大変なことです。正直、新しいカリキュラムを見ていると、医学専門学校のような感じを受け、医師養成機関としての教育カリキュラムは立派になりつつあるのですが、どうも人間教育は二の次になっているように感じます(リベラルアーツも大切だと思います)。いた仕方ないことなのかもしれませんが、知識偏重の医者ばかりにならないかと、少し不安もいだきます。勉強ができても、良い医師にはなれない…といわれたりしますが、本当にそう思いますので、心の勉強や社会勉強も必要かと思います。是非そういう(数少ない)機会を大切にしてください…というようなアドバイスしかできませんが。 ty
スポンサーサイト