教官のつぶやき+近況<研究、診療、教育、医局>
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後期研修医のみなさんへ!
 私もそうでしたが、3(〜5)年くらい医者をしていると、初期研修医の後輩ができて、なんとなく色々なことができるようになり、病院にも慣れ、スタッフにもそれなりに信頼してもらえるようになってきて、何となくその生活に満足してしまいます。確かに、患者さんにも何となくそれなりの医療を提供できるようになってきており、『満足感がある平穏な暮らし』をしていることでしょう。
 そういう人は、冷静に(ある意味、冷徹に)自分自身を見つめ直してみてください。
「成長のスピードは衰えていませんか?」
 もし、現状に満足している人がいたら、以下の言葉を贈っておきます。
『いつも同じ行為を反復していて、嫌気のささない者は幸せである。われわれが在るもので満足しているというのは、よほど愚鈍な、しみったれた愚見をもっているにちがいない』 モーパッサン(フランスの作家)
『完全に満足しきった者がいたら、それは落伍者だ』 トーマス・エジソン
『現状不満足企業たれ』 花王(日用品や化粧品の会社)の社訓
『成長していないなら、死にかけているんだ』 ウオルト・ディズニー
 満足してしまうと、成長のスピードは遅くなります。それを、解決するためには、環境を変えましょう。指導医を変える。働く病院を変える。専門トレーニングができる場所に移る。経験したことないことに挑戦してみる。大学院に進学して、全く環境を変えてみる。などの方法があると思います。さらに、何かに興味が湧けば、「留学」という選択肢もでてきます(今の環境のまま過ごしていて、留学という選択肢は現れそうですか?)。 
「このまま、もう数年過ごせば、どういう医師になっているか? その後は、どのように医者人生を送っていくかを想定していますか?」
 しっかりと、その事を考えて「自らの理念とビジョンを持って、しっかり行動している」のであれば、それを継続してください(このような立派な方は、相談は不要かも知れません...でも、今想定している目標のもう一段上の目標、もしくは別の目標をと考えるのであれば相談をしていただければと思います)。
 もし、次の段階の成長を目指す気持ちはあるけれど、環境を変えたりすることに不安の大きい人には、以下のアドバイスを贈っておきましょう。
 何か、新しいことに挑戦することは、分からない事だらけで不安もあり、正直しんどいこともたくさんあります。しかし、
『最初から旅先のことがなにもかも分かっていたら、誰も決して出発しないであろう』 フェデリコ・フェリーニ(映画監督)
の言葉のように、分からないからワクワクしながら努力もできるし、新しい経験ができて、結果成長もできます。 
 そういう類い(次の成長・進路・将来)の悩みを持ち始めている方(特に、循環器内科をめざしている人)は、連絡してください。今まで、どこで研修していようが、全く関係ありません。今まで、当方の医局に関連・関係のない方でも、心ある方ならば関係ありません。是非、連絡をして相談してください(神戸大学 循環器内科のホームページにあるe-mail addressまで初めてでも遠慮せずにご連絡ください…教官の中でイニシャルtyまで)。進路を、強制することはありませんので、進路の選択肢を増やすために我々を利用してください。自分の人生は自分で決めないといけませんが、非常に少ない選択肢の中から、少ない経験だけで進路を決めていくのは、かなりリスクがあります。もっと成長できる可能性のある選択肢や、自分の目指す何かに近づける選択肢が見えていないかも知れません。医者になって数年目ならば、短期間でもいいので一度は大学(大学病院での診療ならびに大学院での研究)の生活を経験していただくことをお勧めしますが、それ以外の選択肢もあろうかと思います。
『人間は、努力する限り、迷うものである』 ゲーテ(詩人・劇作家)
 そう、人間は迷いながら生きているのです。そこで、迷ったときのアドバイスは、
『迷った時こそ、難しい道を選ぶ。』 長谷部 誠(サッカー日本代表キャプテン)
これですよ! これができる人は、どんどん成長できるのだと思いますし、おそらく後悔しない人生を歩むチャンスが増えます。
 是非、相談をして、5〜10年先の自分をイメージしながら、色々なものにチャレンジしてください(チャレンジできる環境を手にいれてください)。ty
(学生や初期研修医でも、循環器内科を目指そうかという人は、これまた遠慮せずに相談をしてください。中々10年後の自分を想像するのは難しいとは思いますが、1~2年先のみ見ながら行動すると小さな目標は達成できても、大きな目標や成長を逃してしまうことになりかねません。何年か年上の先輩に相談しても、そこまで見えていないので、もっと先を考える上で、みなさんの相談相手にはなれないところがあります。是非信頼できる、十数年以上の医師や研究者としての経験をもつ先輩に相談してみてください。)
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