教官のつぶやき+近況<研究、診療、教育、医局>
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経営戦略...どのように生き残るのか?発展させるのか?
 BCG(ボストン・コンサルティング・グループ)の考案したアドバンテージ・マトリクスは、企業の経営戦略を立案する時に、よく使用される分析法だそうです。『優位性構築の可能性』『競争上の戦略変数(競争する要素の数)』の2軸により、業界を4タイプに分けて、どれに当るかを考えながら、どのように経営して、勝ち残るのかを考える方法のようです。
 
規模型事業・特化型事業は少なくとも1社以上は確実に高収益を上げられる(生き残れる)が、分散型事業・手詰まり事業は大企業としての優位性を構築できないため、
企業として安定した収益構造を目指すという長期的視点で見れば、規模型事業・特化型事業のいずれかに転換していかなければ生き残れなくなる…という考え方をするようです。

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1.分散型事業
事実上大企業がいないのがこのタイプ。規模の経済は働かず、小規模なうちは儲かっても、大きくなると収益性を保てなくなる。これは、競争要因が多く、企業全体として優位性を構築することができなくなるようです。小さなこだわりのラーメン店などがこのタイプ。

2.特化型事業
 規模(シェア)の大小が影響を及ぼす場合でも、特定分野で異なる戦略を採ることで、優位性を築くことができる事業。
主要な競争要因は2〜5個程度で、医薬品業界はこのタイプ。ある得意な分野での薬剤のシェアをあげることで生き残っている企業がありますし、ある分野の新薬を開発することで成果を上げるということもこれになります。

3.規模型事業
 規模(シェア)の大小しか競争要因が無く、規模の経済が働く事業。
シェアの拡大が高収益に直結する。かつての鉄鋼産業や日本の自動車業界がこのタイプ。

4.手詰まり型事業
 中小規模企業がすべて淘汰され、残った大企業も決定的な優位性を作れなくなった状態。かつて規模型事業であった鉄鋼やセメント業界もこれ以上大きくなれないという状態になった結果、どのメーカーも収益を上げられない状況。このままでは、衰退していくだけ。

 企業(利益を追求する組織)としては、1⇒2⇒3⇒4の順番に発展して、衰退することが多いようですが、やはりその分野でのイノベーションがなければ2や3を維持して生き残ることは困難となるようです。
 研究の世界では、分散型事業から特化型事業へ発展させる必要がありますが、大きくしても「古い研究テーマにこだわり」「イノベーションがなければ」、すぐに手詰まり型事業になってしまい、結果生き残れなくなりそうです。 ty
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