教官のつぶやき+近況<研究、診療、教育、医局>
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“お金の教養”の話し Part 10
 日本の抱える借金(公的債務残高)が2012年度末で991兆6011億円(国民一人当り779万円の借金)になっていましたが、とうとう1000兆円を越えたようです。その規模は国民総生産の2倍であり、これだけの借金をした国は世界でも前例がありません。バブルの崩壊以降に景気の悪化で、政府が民間にかわり公共事業に資金を投じ、さらに追い打ちを掛けるように高齢化が進行して社会保障費が増大していますし、今後も増え続ける予定です。
 ある本に、『貯蓄のパラドックス』という話しが書かれていました。マクロ経済学で考えると、私たちがお金を貯めようとすればするほど、貧しくなるという理論です。「国民全員が収入を消費よりも貯蓄にまわそうとすると、物やサービスが売れなくなる。そうすると、企業の売り上げは減り、給料は下がり、貯蓄を行うことができなくなる」というような流れになるようです。現状のアベノミクスはこれと反対のことを目指そうとしているのですが、日本人は元々、貯金好きな民族ですし、ここまで将来の不安を言われると、余計に貯蓄にまわしてしまい、いくらお金を市場に投入しても、消費には向かわない可能性もあります。そこで、GDPを上げるためにまた政府が公共事業を含めた設備投資を行い、さらに国債(国の借金)が増えるということになる可能性は大いにあります(国民の消費の代わりに、勝手に国が買い物をしているような感じです)。このまま、国債が増え続けると、おそらくいつか“円”の価値が下がり、みんなの貯金(円としての現金)の価値が国際的に激減する可能性もあり、これはまた不安の材料になってしまいます(でも、こうなれば貯蓄の意味はなくなります)。
 私の読んだ本に書かれていた、これらの解決方法としては、やはり消費を増やすべきということなのですが、無駄な消費は意味がないので、是非、自分の「人的資本に投資する」ことを勧めていました。すなわち、自分の仕事に関係するスキルアップや勉強のための投資をするということで、これは、一番効率が良くて、自分のためになり、しかも景気も悪くならない投資のようです。セミナーに行くなり、資格をとるなり、どのような本でも購入して読むのが、自分にも経済にも良いということでしょう。私としては本を読むことが簡単で性に会っていますので、どんどん実践していきます。 ty
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