教官のつぶやき+近況<研究、診療、教育、医局>
神戸大学大学院医学研究科内科学講座循環器内科学分野の近況報告及び教官のつぶやきブログです。興味のある「カテゴリ」(左側リスト4個目)をクリックしてみて下さい。
プロフィール

toyamash

Author:toyamash
神戸大学大学院医学研究科内科学講座循環器内科学分野の近況報告ブログです。↓の興味のある「カテゴリ」をクリックしてみて下さい。



最新記事



月別アーカイブ



カテゴリ



検索フォーム



リンク

このブログをリンクに追加する



QRコード

QR



“お金の教養”の話し Part 8
『ポジション・トークに注意すべし』といわれます。そもそも情報というのは、「誰かが何らかの意図を持って流している」と考えるべきです。テレビの情報や雑誌の情報は特にそうです。新聞の情報でさえ、その発信元の意図が入っているものです。経済や金融の分野では、特にそれが目立つわけですが、どの分野でもあると思います。(製薬会社のMRさんの言葉を聞いているとわかるでしょ?)
 あるディーラーが大量のドル買いをしたとします。予想どおりにドル高(円安)になれば売却で大きな利益を手にするわけですが、予想に反してドル安になったら大きな損失が出てしまいます。その際に、「今後はドル高が進む」と言い回ることで、その周囲の人(一般の人)を巻き込んで、ドル購入意欲を上げさせて、結果としてドル高にさせて自らの利益を得ようとする可能性があるというわけです。株でも、まずは購入後に買い推奨のコメントをして、株価が上がった段階で自分は売り逃げをして利益を得る…というような手法です。このように、自分に有利になる発言をすることを「ポジション・トーク」と言います。ほとんど詐欺のようにも見えるのですが、市場関係者の多くが使う手のようです。ここでだまされるのが、一般の人、すなわち我々(素人)であるということです。
 では、ポジション・トークを見破るためにはどうすればよいのでしょうか?これは「発言者の立場は何か」と考えることが重要なようです。必ず、自分の立場に有利になるようなトークになりがちだということです。マネーの世界で、「この株が買いだ」という記事があると、それは自分の所属する金融機関(証券会社)が保持している(もしくは自社顧客の保持する)株であることが多いわけです。とにかく証券会社は、多くの株の売買がなされると手数料が入って儲かるので、皆に売買をしやすくなる情報をうまく提供するのは間違いないわけです。もっと言うと、誰一人として他人を儲けさせようという人はいないという現実を知るべきです。
 というわけで、「人の言うことは、尊重はすべきかも知れないが、信じるべきではない…自分で考えて、納得してから決断をすべきである」ということです。

 5月下旬は、ミニバブルがはじけましたが、ある程度予想通りでした。5月中旬に書きましたが、ほとんど完全撤退した私は、気持ちも平穏です。5~6月は、外国からの資金が撤退しにかかる可能性があり、調整局面も多く芳しくないと思われます(これは私心であり、みなさんからすると他人の意見です。判断は個人の責任でしてください)。しかし、日本企業の中でも業績が上向きの企業もあり、期待の持てる部分もあります。私は、6~7月は本業がbusyになることもあり、しばらくほぼ完全撤退の状態です。定石とおりに動くなら、9月から再登板となるでしょう。
スポンサーサイト