教官のつぶやき+近況<研究、診療、教育、医局>
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手段を目的化しない
 手段を目的化しない(させない)
 「健康のため」にジョギングをしたり、マラソンに参加する人は多いと思います。その場合に大切なのは、「目的」を見失わないことです。もし、自分がマラソンに参加するたびに、自己ベストをのばしたいと思うタイプの人は、それが目的(目標であれば良いのですが)になり、がんばり過ぎると健康を害することになるかも知れません(実は、私が好きなバスケットボールをしなくなった理由はこれです)。当初の「目的が健康のため」ということであれば、本末転倒になっていることに後で気付くことになります。言いたいことは、この場合の「走る(=手段)」が「目的」になってしまっていないか?ということです。
 この現象は、仕事でもよく見かける失敗で、してはいけないことの代表みたいなものです。私のような基礎研究を行う臨床医は、「臨床で患者さんのためになる何かを実現するという目的のために、基礎的な研究という手段を用いて研究を行おう」と思っているのですが…..しかし、ふと油断すると、「何か研究をする(論文を書いたり研究発表をする)ということ」が「目的」になってしまっていることに気付く場合があります。こうなると、その組織やチーム自体が、目的とは異なり方向に走りだし、目的を見失って、やがて疲弊するか破綻することになります(実際にこういう現実は目にします)。
 手段というのは、あくまで目的を実現するための方法の1つに過ぎません。もっと、良い方法があれば、どんどん見直して、やり方も自分自身も変えていけばいいし、そうしないと絶対にうまくいきません。自分への自戒をこめて、これを読んでいるみなさんへのアドバイスです。 ty
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