教官のつぶやき+近況<研究、診療、教育、医局>
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価値観の異なる人と話しをする
同じ性格の人達が一致団結しても、その力は「和」の形でしか増やせない。
異なる性格の人達が団結すれば、「積」の形で大きくなる。
   西堀栄三郎(南極観測越冬隊長)

同じ価値観の人と話すと、安心できるし、楽しい。
違う価値観の人と話すと、不安だが、何かを学べる。
        長井 亮(キャリアコンサルタント)

 最近、異分野の研究者と話しをさせていただくことが増えました。だから余計に、この言葉の意味を実感します。仕事でも研究でも、異分野の勉強をすると幅も広がりますし、異なる視点を手に入れるチャンスとなります。
 韓国のサムスンは、海外勤務をする人にまずは半年間仕事ではなく、そちらの生活を実感させるように“遊ばせる時間を作る”そうです。インドで日本製の冷蔵庫が売れずにサムスンの方がよく売れたのは、この遊んでいる間に現地でのニーズをサムスンの社員が感じとり、工夫したからだそうです。インドでは、裕福な家庭にしか冷蔵庫がなく、雇ったメイドが冷蔵庫から食材を盗む事が多く発生することを理解して、サムスンは冷蔵庫に“鍵”を付けたそうです。だから、日本製の氷が自動で作られるような高品質の冷蔵庫ではなく、“鍵”付きのサムスンの冷蔵庫の方がよく売れたということです。真面目に仕事をするだけでは、勝てないということです。「異なる視点」「発想の転換」「余裕(遊びの部分)」がないと、良い仕事はできません。
 循環器内科の中だけで専門的な仕事をしていると、その分野の狭い「問題」に注目し、研究をするにしても「ちっちゃな研究」しかできません(まあ、ときにはニッチも大切ですが)。もっと、大きな視野で考えられるような思考の転換が必要ではないでしょうか? 異分野の勉強をすれば、そのチャンスがでてくるように思います。
 「本当に強い組織というのは、形の不揃いな石が集まってできた石垣のようなもの。同じ形のブロックが集まったレンガ作りの塀は見かけこそキレイだが、脆く崩れやすい」と言われます。当循環器内科は、幸い異質の個性の寄せ集め的な集団であると思います。この多様な人間が、“和”(足し算)ではなく“積”(かけ算)の形で絡みあって、成果につながればと考えます。 是非、年末年始の時間のあるときに、少し異なる視点で、自分の目指すものを見つめ直してはいかがでしょうか。 ty
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