教官のつぶやき+近況<研究、診療、教育、医局>
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課長相当職の仕事
 大学の我々のような、教授以外の教官は、会社組織で言えば、課長職であると思います。課長というのは、一般的には「中間管理職」と言われる立場で、考えようによってはかなりつらい立場である場合が多いようです。しかし、この課長クラスがしっかりしていない組織は、発展性がなくなる組織であると言えます。課長は、権限は小さいとは思いますが、まずは最もイノベーションを起こせる立場です。現場を見ながらやりたいことを実行に結びつけられるのは、課長であり、それ以上の立場の人は現場から離れたり、余裕がなかったりと、現場からのアイデアを起案することは困難になります。よって、課長が元気な組織は、活力に満ちた、生きた組織になります。
 では、その課長相当職について、組織としてどのような役割が求められているのでしょうか? ある本によると、課長は「中間管理職」ではなく、「中間経営職」として働き、よりスピーディーな意思決定が求められている…と書かれていました。昔ながらの中間管理職というのは、上司の顔を伺いながら、部門(部下達)の意見を代表で主張し、「部門の利益代表」として調整を図るのが仕事でした。大学という組織にいると、教授自身もそのような振る舞いをする人が多く(自然とその部下もそうなりますよね)、何かを決めるときにも自分の部門のこと(利益ばかり)を主張して、必ずしも組織全体として…とか主題の構成員のことを考えて…とかの判断ではない視野の狭い主張をしていることが多い…と感じます(まさに、日本の官僚政治と同じで、自分の領域に予算を増やすことしか考えていないような行動と思いませんか?)。
 本当に、病院の中で、何かを変えたりしようとしても、各部門の調整に大変な労力が必要となり、とんでもなく日本的な、官僚支配的な印象を強く持ちます。予算が一定の中での、限られた資源の取り合いになるので、いた仕方ない部分もあろうかとは思いますが、もっと組織全体を見渡して判断のできる「中間経営職」としての合理的な意思決定のできる人材が増えてくることを願っています。ty
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