教官のつぶやき+近況<研究、診療、教育、医局>
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数字にだまされない ー国家予算と借金から考えるー
 特例公債(赤字国債)法案などが可決され、衆議院が解散となりました。これに関連して、平成24年の国家一般会計予算の数字についてみてみましょう。
 国家予算を家計に例えると、月収46万円の家計で、毎月90万円の出費(この内、借金の返済と利子払いで22万円ずつ出費)で生計を行い、44万円ずつ毎月借金を増やしながら生活している状態と考えられます。そして、借金は現在1000万円にせまっています。(全て「万」を「兆」に変えて、「月」を「年」に変えてみてください) 
 消費税を1%上昇させると、毎月2万5000円(毎年2兆5000億円)の収入が増えます。つまり、消費税を北欧のように20%にすれば、理論的に毎月50万円(毎年50兆円)の収入が増えるので、なんとか採算がとれそうとも計算できます(消費が減ると思いますが)。
 このように数字だけを捉えると、悲観的な見方しかできませんが、これでも日本の円が高く評価され、国債もまだ発行が許される国として生きていけるわけです。実は、政府(国)の保有する様々な資産を評価すると数百兆円あると試算されるそうですし、以前から言われているように国民の貯金を全部合わせるとこの借金を軽く越える...などの様々な理由で、まだ日本という国の信頼が維持されているということらしいです。だから、借金が増えているから増税します...という国の口実に一部だまされている可能性はあります。しかし、明らかなことは、この借金は、何らかの形で返さないといけないということです。
 12月の選挙にも参加して、何ができるのかを考えていくことが必要ですし、もっと長期的に自分がどうすればよいのかを冷静に考えないといけないと切実に思います。まあ、少なくとも今までの考え方で進めると、状況は全く変わらないでしょうし、いずれ経営破綻することは間違いありません。政治に任せ、すべてを政治のせいにするのは簡単ですが、予想された方向にしか進みませんし、何も解決しないと思います。普通に何かあってから文句を言う前に、さあ、何ができるでしょうか?
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