教官のつぶやき+近況<研究、診療、教育、医局>
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数字にだまされない ー借金の国で生きていくー
 日本の家電企業が軒並み大きな赤字を計上し、2012年も厳しい年になることが予想されます。携帯電話の本体に関しての世界シェアについて見てみると、日本(我々)が生き残るためにどのような考え方をするのが、重要かが少しみえてきます。2011年の携帯電話本体の世界シェアは、ノキア(フィンランド)がダントツの1位(シェア25%)で、2位がサムスン(韓国)(シェア16%)でした。2012年は、この2つが拮抗するくらい(20%ずつ)になって、まだそれらの半分くらいでしかないですが、iPhoneのアップル(米国)(シェア8%)が続きます(スマートフォンのみに限定するとダントツの1位になる見込みらしい)。
 日本の企業は、10位以内には入ってきません。少し前に問題としてとりあげられていたガラパゴス携帯の開発をいくら行ってもダメということなのですが、単に競争力がなく、世界にうって出られないということなのでしょうか?
日本に関連する企業としては、ソニーの出資の会社SMB(英国)が9位(シェア2%)にはいるのがやっとという感じです。
 やはり、日本という国、もしくはその国民は心の鎖国がとれておらず、グローバルに物事を考えることが不得意なのだと思います。(最近、さらに心の鎖国をしている若者が増えているように感じます。また、私自身も一時よりも鎖国に入ってきているように感じる今日この頃です。)教育では競争をさせるようにはなっていますが、井の中の蛙ではないですが、狭い世界の中で上位に入ればいいような教育しかされていないように思います。フィンランドという人口約500万人(兵庫県のみより少ない)の国のノキアがなぜ世界で1位がとれるのか?というところに、日本が考えるべき答えが含まれているでしょう。最初から、国内シェア1位なんていう、将来のない1位を狙うのではなく、世界シェア1位を狙わないといけない、そのような戦略を持たないといけない(生き残れない)ということです。
 テレビを含めたグローバル戦略で成功している韓国のサムスンにも見習うところは数多くあります(このために、日本の家電大手がテレビなどで大負けして、大赤字になっているわけです)。10年以上前は、学会でアメリカのホテルに宿泊すると、テレビはSONYであったりしましたが、留学している頃に、旅行でホテルに宿泊したりすると、そこのテレビはサムスンであったりLGであったりすることに気付いていました。(今日は、仕事の関係でホテルに宿泊していますが、テレビはSHARPで良かったです。ちなみに、ドライヤーはNationalでした。Panasonicでない…それくらい長持ちする良い製品である…というようにも解釈できます。)留学して、韓国の人と一緒に仕事をしましたが、やはり考え方は日本人よりもグローバルな印象を持っています。(でも、中国人よりは、やっぱり自分の国が好き…という感じがあります) 
 もうすぐ、国の借金が1000兆円(1人当たり約800万円)にせまろうとしている国に所属する我々が、次にとるべき戦略は、どのようなものである必要があるのでしょうか?
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