教官のつぶやき+近況<研究、診療、教育、医局>
神戸大学大学院医学研究科内科学講座循環器内科学分野の近況報告及び教官のつぶやきブログです。興味のある「カテゴリ」(左側リスト4個目)をクリックしてみて下さい。
プロフィール

toyamash

Author:toyamash
神戸大学大学院医学研究科内科学講座循環器内科学分野の近況報告ブログです。↓の興味のある「カテゴリ」をクリックしてみて下さい。



最新記事



月別アーカイブ



カテゴリ



検索フォーム



リンク

このブログをリンクに追加する



QRコード

QR



仕事場を変えること・新しいことを始めることの意義 そして、新しいメンバーが加わることの重要性 
 ある仕事場(病院)や部署において、同じメンバーで仕事を長く続けると、そこのやり方に慣れるし、仕事も早くなるし、メンバー全員が楽になっていきます。しかし、これは新しいことに気付きにくくなり、緩やかにダメになっていきます。視野が狭くなっているのに、専門家というのは自信があるので自分のやり方を変えようとはしません。この停滞した状態を変化させるために、古い体質に染まっていない新人が入り、自由な発想で今までにない化学反応を起こす事、もしくは構成メンバーを変更して、新しい価値観に変えたりする必要があります。(会社での人事異動みたいなものです)これが、職場や仕事の内容を時に変えないといけない理由です。
 職場や仕事の内容を変える人の立場で考えると、新人であるということは、知らないことが多いということですが、これをチャンスと思ってください(新人の入る組織にとってもチャンスです)。
 日清の創業者の安藤百福さんがこのように言っています。
 「私は医者や弁護士であっても、専門家の言うことを鵜呑みにはしない。ときには素人の発想が正しいこともある。素人だからこそ常識を超えた発想ができる。人間はなまじ知識があるから本質がわからなくなる。知識よりも知恵を出せ。机の上でいくら思案しても優れた発想は生まれてこない。」
 この意見には、私も賛同するところがあります。勉強して色々と知識を持っていると、素直な疑問はでてこなくなるし、常識(勉強したが故に当たり前と思っていること)を信じ込んでいるために真実を見落としたり、見間違ったりしてしまいます。研究などの新しいことを開始する人は、確かに多くの論文を読んだりしないといけないとは思いますが、あまり勉強しすぎて自ら考えなくなると、アマチュアであるからこその“素直な、切れ味の良い疑問やアイデア”が消えてしまいます。新人であり、知らないことのメリットを出しながら仕事をしてもらえると助かります。
 あと、もう一つ、不安も多いとは思いますが、この環境が変わったときの初心は、常に忘れないようにしたいものです。ty
スポンサーサイト