教官のつぶやき+近況<研究、診療、教育、医局>
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研修医の先生へのアドバイス + α
 研修医の先生へ
 循環器内科は、真面目ながんばりやの研修医が、ローテーションしてくれることが多いので、非常に仕事の上で助かります。そのような人は、よくがんばって、がんばることで成長していく姿を、目の当たりにします。しかし、がんばることは大切なのですが、がんばりすぎて体を壊すのは感心しません。私が、研修医の頃に指導医から受けたアドバイスは、「いつでも2割の体力は温存しておきなさい」です。夜に、緊急カテで一番に呼ばれるのは私でしたが、それが1晩で2回のこともあり、それでも翌日もいつも通りに働かなくてはいけないわけです。その時に、この休むことの重要性が理解できますし、十分に休み(睡眠)もとって、常にある程度の状態を保つことは、その時に自分ががんばって救命しないといけないような状況で、より意味のあることになります。(昨日は、諸事情により、2時間しか眠れない状態で、本日の外来をこなしましたので、余計にこのことを思います。)
 がんばることは、応援していますし妨げませんが、限界が来る前に少し相談していただければと思います。

 基礎研究をしている人へのアドバイス
 臨床と違って、自分のペースで仕事をしているみなさんへのアドバイスです。これは、ぶっ倒れるくらいに限界までやるのがお勧めです。思い出すのは、一人でSHRSPラット20数匹を一気にsacrificeしながら、頸動脈を使用してisometric tension(内皮機能)の実験をしながら、血管の活性酸素の測定もし、脳梗塞のサンプルをとって、染色して、一部保存しながら、脳浮腫のアッセイをして、心臓、腎臓、大動脈のサンプルも保存していくという、約30時間ぶっ通しの実験をした時のことです。緊急呼び出しは無い環境ですから、自分の限界にもチャレンジできます。是非、自分を追い込むような経験もすべきかと思いますし、がんばるべきときにがんばれる体質をつくることになります。 この実験は2回繰り返し、preliminaryも入れて3回の徹夜実験で、論文2本にしました。(Stroke. 2003, Journal of Hypertension. 2002) 10年以上前の懐かしい思い出です。
 ちなみに、この頃の私はほとんど医者を辞めていました。大学院を卒業して1〜2年目の時期で、私と一緒に仕事をしていたO先生とN先生の3人で、2002年の1年で8本の論文(Journal of Clinical Investigation, Circulation, ATVBなど)をpublishしました(医者をしていないと言っても、半年はオーベンをして、同時に外来のシュライバー兼代診もしていましたが…)。これもいい思い出です。一心不乱にがんばる時期も重要であるように思います。 ty

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