教官のつぶやき+近況<研究、診療、教育、医局>
神戸大学大学院医学研究科内科学講座循環器内科学分野の近況報告及び教官のつぶやきブログです。興味のある「カテゴリ」(左側リスト4個目)をクリックしてみて下さい。
プロフィール

toyamash

Author:toyamash
神戸大学大学院医学研究科内科学講座循環器内科学分野の近況報告ブログです。↓の興味のある「カテゴリ」をクリックしてみて下さい。



最新記事



月別アーカイブ



カテゴリ



検索フォーム



リンク

このブログをリンクに追加する



QRコード

QR



求められる能力
企業の採用担当者が(主に、MBAホルダーにという限定ですが)求めること、すなわち採用してもらう方に求められる能力は以下のようなことです。
 1位;インターパーソナルスキル(リーダーシップとコミュニケーション能力)
 2位;良い業績を上げる能力
 3位;企業(組織)との文化的整合性
 4位;変化対応能力(変革のマネジメント)
 5位;ファイナンス・会計・計数管理能力 
 医師も、ある組織や病院内で求められる能力は、これに似ているように思います。 この2位の「良い業績を上げる能力」は「医師としての優秀さ」で、3位の「企業(組織)との文化的整合性」は「病院内で求められる医師としての専門性」に置き換えられるかもしれません。一般的には、この二つ鍛えるために医師としての当たり前の研修(トレーニングをしてスキルアップ)をするわけです。 4位の「変化対応能力」や5位の「ファイナンス」は、上の立場になるとさらに必要になりますし、世の中の流れや制度の変化に対応していく必要性があります。個人的には、「変化対応能力」は大切だと思っています。 
 1位の「インターパーソナルスキル」は、医師はほとんど教育を受けず、意識しないと一生できない人も散見されます。医者は、ある意味「客商売」という面もあるので、高いコミュニケーション能力は求められますし、医療現場ではリーダーとしての素養も求められます。実は、各病院内で働くときに、最も求められるのは、教えてもらったことが無いにもかかわらず、この「インターパーソナルスキル」なのです。是非、自分で勉強をすべきなのですが、最も簡単なアドバイスを一つだけしておきます。常に『相手の立場で考える』ことを実践してみてください(相手のいいなりになるということではありません)。「相手」は患者さんであったり、コメディカルであったり、事務員さんであったり、アルバイトで行っている病院ならその雇用者であったり…ということです。相手が自分にどうしてほしいのかを考えて行動すると、まずは最低限クリアできます。医師としての能力が高くても、この能力が低いと社会人としての評判が落ちるので、気をつけましょう。 ty

スポンサーサイト

うろうろ
 動脈硬化学会で7/9から今月2回目の仙台に滞在していました(今月中にもう1回仙台に行く予定があります なんで、こんなに重なるのでしょう??)。初日は曇っていて涼しかったので青葉通りをゆっくり歩いて散策しながらホテルから学会場まで歩いてみましたが、なかなか気持ちよかったです。良いところですね。書類書きの仕事に追われているので、ほとんど大会場にず〜っと籠もって講演を聴いたり、書類書きをしながら2日間を過ごしました。まあ、面白い話しも多く勉強になりましたし、仕事もまずまずはかどりました。7/10の午後のポスターセッションの座長の仕事の後に、翌日の秋田大学でのadvanced OSCEの見学のために新幹線「こまち」で秋田にきています。明日の朝は超早いので、眠ることにします。
 来週は、統計の講義を受けたり、免疫と心電図の講義をしますし、夏の宴会もあるし、何より上記の書類仕事の締め切りです。今のところ、やっぱり日曜日が勝負の分かれ目になるのかなあ?…という感じです。でも、時間がない時ほど、本を読みたくなったりして困ったものです。 ty


逆境・反対・覚悟
 ある本に、私がいつも意識していることがしっかり書かれていたので紹介しておきます。
 『何か大きな方針を決定するときに、「反対意見の出ない選択肢」は選ばない方が良いでしょう。この場合には、「全員が正しい」と思っているか、「反対意見を言ってもしょうがない」と思っているかのどちらかになります』
 もし、前者なら、その計画は目新しものではなく、うまくいっても大した成果にはなりません。後者の場合は、リーダーが独裁的に決断をしてしまっている場合で、仕事をする立場から考えると、させられている…となります。どちらも、良い結果には結びつきにくいということです。特に、研究などの創造的な仕事の場合には、この考え方は大変重要だと思います。

 みんなが同じ考えをもつことは、理想的なことではない。意見が違うから社会は成り立ち、そして面白いのだ。  マーク・トウェイン

 私も、常に「反対意見」を望んでいます。批判はされてナンボ。論文でreviewerに数多くの批判をいただく方が、成長できますし、良い成果に近づきます(そうでもないイジワルな意見もありますが)。一見順調に見えるときこそ、自分の方針を疑ってみることも重要かと思っています。
 私自身の問題ですが、仕事(研究)の継続においてのかなり大きな危機がせまっています。打開できればいいですが、それは不明です。個人的には、「ピンチはチャンス」と思っていますので、そう展開できるように覚悟を決めた努力はしていくつもりです。
 ここ数年、大勝負をしてきた現大阪市長のHさんは、先日の住民投票で僅差の敗北の結果となったあとに、演技ではあると思いますが、かなり清々しい表情と対応で記者会見をこなされていました。私自身も、色々な覚悟をしながら仕事をしてきているつもりです。どういう方向に向かうのか、どうなっても後悔しないようなやり方はしておきたいものです。そして、繰り返しになりますが、やはり常に覚悟が大切だと思っています。 ty


仕事のコツ
「見て覚え、やってみて、人に教える」
 年度末で多くの人が仕事場を変わる時期になりました。来週からは新年度となり、その組織に新人が入ってきます。昨日は、新年度から大学病院や関連病院で研修を始められる新研修医の先生が大学に来られて、顔合わせの会がありました。みなさん、やる気と不安の入り混じった表情でした。
 その新人研修医にアドバイスです。是非、上の言葉を実践してみてください。 最後の、「人に教える」ことが最大のコツです。すなわち、医学生に自分が学んで、体感したことを教えることで、自ら勉強したことが頭と体にしみ込んで体得できることが分かるでしょう。 

 もう少し上の、人を指導する立場の人へのメッセージです。
「一日を振り返るとき、その日に収穫したものだけを見てはいけない。大切なのは、その日にどれだけ種を植えたかだ」 ロバート・ルイ・スティーブンソン(作家)
 個人的に、4月は本当に色々なことが目白押し...という感じです。しっかり準備して、望みたいですね。 ty
 

逆境力とは
 逆境力(レジリエンス)というのをテレビ番組で取り上げていました。
うつ病が増加している社会環境です。やはりつらいことが多い世の中なのでしょう。
では、そのようにつらいことに向かい合い、逆境に心を折られることなくやっていけるのでしょうか?
 個人的な逆境力(逆境に打ち勝つ力、逆境から復活する力)としては、
「感情のコントロール(一喜一憂しない)」
「自尊感情(自分の力を過少評価しない)」
「自己効力感(成長を感じ取る)」
「楽観性(楽観的に考える習慣)」が大切なようです。
 超高層ビルの地震対策で、強固にするのではなく、しなやかにたわむように造るようですが、逆境の無いような人はないのだから、その逆境にうまく落ち込んだりしながらも、しなやかに元に戻すレジリエンスを身につける必要があるようです。
 個人的ではなく、その他に大切な要素(逆境力)としては、人間関係(周りのサポートなど)のようです。

 5月は、5月病というのがあるように、少し仕事場に慣れてほっと一息つく時期ですが、逆に思っていたのとは異なる環境に心が折れてしまうことがあります。ポジティブに考えることが大切ですが、思いの他ストレスが大きすぎて自分では解決できそうになければ、信頼できる上司などに相談をしてください。 ty