教官のつぶやき+近況<研究、診療、教育、医局>
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『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー (Part 7)
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第七の法則;刃を研ぐ 
 7つの習慣の最後7つ目になりました。これは、簡単に言えば「自分に投資すること」と言えます。これまでの6つの法則を実現するためには、自分を高めておく必要があり、コヴィーは「自分の中にある、自然から授かった4つの側面を鍛える」ことを勧めています。4つの側面とは、肉体・精神・知性・社会/情緒であって、これらを磨く必要があるそうです。
 一日のうちわずか一時間でよいので自分の内面を磨くことに使うだけで、私的成功という大きな価値と結果が得られるのである…とコヴィーは書いています。是非、自分を(甘やかさずに)鍛え、“切れ味”を高めてください。そして、今まで紹介した6つの習慣を実践すると、自分が目指す目標に到達しやすくなることでしょう。機会があれば、是非この本は読んでみてください。
 最後に私自身が意識して実践し続けていることを紹介しておきましょう。私には、大学院生時代から毎日片道30分で往復1時間の電車での通勤時間があります。これは週に5時間、毎月20時間以上になり年間になおすと250時間になります。私は、この時間こそ大切にすべきと考えており、大学院時代は論文を読んだり、自分の論文を書いたり直したり、またよく頼まれていた論文の査読をする時間に当てていました(一つ年上のR先生も同じくらいはされていると思いますが、大学院生〜医学研究員の間に30本以上の査読をさせていただきました)。その後、留学から帰国後は、昔あまりしなかった(自分磨きのための)読書の時間に当てるようになり、最近は本での「社会の勉強」の時間に当てるようになっています(とかいいながら、今日は行きの電車は寝ました.....でも、帰りに本屋に寄って本を3冊購入しました)。時間の使い方に関してですが、大学に所属している時期が、最も時間を確保し易く、色々なことにチャレンジできると思います。是非とも、“刃を研ぐ”=自分磨きをする…事に時間を使ってください。そして継続することで、視野も視座も変わっていき、もっと成長できると思います。みんな、がんばれ! ty
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『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー (Part 6)
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第六の法則;相乗効果を発揮する
 この言葉のままでは、意味は理解し難いと思います。別の言い方をすれば、「相違点を認め、ぶつけ合い、会わせることで合計より大きな成果に結びつけること」というような感じです。
 リーダーシップを発揮する…というのは、実はこの相乗効果を引き出すこととも言えます。二つの異なる物が合わさると、実は結構1+1<2になっています。是非、信頼と協力にて、相乗効果を発揮して、創造的な結果につなげていきたいものです。
 組織は、多様性を維持しないと強さを維持できないと言われますが、多様なメンバーで成果をだそうとすると、この相乗効果を常に意識する必要があります。多様でバラバラならば、それは烏合の衆でしかありません。是非、異なる部分を尊重し、それぞれの良さを発揮して全体として期待以上の成果を出せるように意識してください。 


『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー (Part 5)
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第五の法則;理解してから理解される
 まずは、相手のことを理解しようと努力することからはじめて、しっかりと相手の話しを聴く力を磨くことが重要であるということです。それができてこそ、自分を理解してもらうチャンスができます。
 この話しの聞き方には4段階の聞き方があり、
1. 相手の話しの中身を繰り返す。
2. 話しの中身を自分の言葉に置き換える。
3. 相手の感情を反映した言葉で相打ちを打つ。
4. 自分の言葉に置き換えつつ、感情を反映した言葉で言う。
 なんかテクニックばかりですが、まずは「自分の答え」を伝えるのではなく、「相手の答え」に耳を傾けることが大切ということです。私も気をつけます。 ty


『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー (Part 4)
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第四の法則;Win-Winを考える
 我々は、物事を「強いか弱いか」「厳しいか甘いか」「勝つか負けるか」というような二者択一で考えがちです。しかし、この考え方には根本的な欠陥があります。これは、自分の権力や地位にものを言わせる態度であり、公的成功とは、他者を打ち負かして手にする勝利のことではないということを理解しないといけません。関わった全員のためになる結果に達するように効果的な人間関係を築く/選択肢を選ぶことを目指す必要があるということです。
 Win-Winの関係を築くのが難しい場合には、取引をしない「No Deal」という結論も大切になってくる…と書かれています。
 自分(もしくは自分の所属する組織)の利益を考える「部分最適」は、誰でも簡単に目指せるのですが、もうワンランク上のWin-Winの関係=「全体最適」を考えて行動ができるようになりましょう。
 この実現のために、コヴィーさんは5つの柱が必要と書いています。
豊かさマインド(周りの人にも満足を与えられる考え方)を持つ「人格」
高い信頼残高(信頼度の積み重ね)を得られる良好な「関係」
互いの期待を明確にした「合意」
この3つを支える「システム」 そして、Win-Winの関係を求め目標まで到達しようとする「プロセス(過程)」だそうです。
 ちょっと、難しいかもしれませんが、何事も相手のことをよく考えて、Win-Winをめざしましょう。 


『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー (Part 3)
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第三の法則;重要事項を優先する
 以前にも紹介したことがありますが、仕事やすべき事柄を「重要度」と「緊急度」で4つに分け、その中で『緊急ではないが重要なこと』に時間を割くように心掛けるとうまくいきます。重要な仕事
 また、「時間を管理する」という考え方が間違っていると書いてあります。スケジュールを入れて、こなしていくことで仕事をしている気になる人は多いようです。そうではなく、何をすべきか?をまずは考えて、『自分のするべき役割』と『目標(すべきこと)』から予定を決めていけば、「時間」ではなくて、「行動」からスケジュールが決っていき、「時間の管理」ではなくて「行動の管理」ができることになる…という考え方です。
 あと、この章に書いてあるのは、『Delegation(委任/まかせること)』に関してです。
「Delegation means growth, both for individuals and for organization」と書かれています。
 学生教育担当のときに、よく学生に「チャートカンファレンスで発表するプレゼンのスライドをチェックしてください」とお願いされることがあったのですが、「私はやりません」と言っていました。これは、任せる方が、より多くの人を効果的に成長できる環境におけるから…という考え方です。そういわれた学生は、自分で調べる…担当患者の研修医に聞く…そして、チューベンや指導医に聞く。その過程で、より多くの人が、「疾患のこと」「患者さんのこと」「指導するということ」「自分が知らないこと」「教えることの難しさ」などを意識したり、気づいたり、学んだりできるわけです。(時に、教えてしまう方が楽ですが)その機会を失わせることは、指導する立場としては失格なわけです。 ty